【会長の時間】
本日は、2019-2020年度 第11回例会 通算371回です。
12月となり2019年も残り1か月を切りました。
12月は、【疾病予防と治療月間】ですので、後程、プログラムでお話をさせていただきます。
さて、先日、新居田幹事、西川委員長と3名で国際奉仕プロジェクトの視察として、ベトナムのホーチミンを訪問してきました。
昨今では、日本への留学生、実習生など多くのベトナム人が日本で就学、就労されており、また、我々が普段仕様している商品でもベトナム製のものも多数見かけると思います。
ベトナムは、インドシナ半島東部に位置し、人口9,500万人の社会主義共和制国家です。
現在,「アジアにおける平和と繁栄のための広範な戦略的パートナーシップ」が締結されており、政治、経済、安全保障、文化・人的交流など幅広い分野で緊密に連携しており、年々、交流の機会が増加しています。
Rotary E-Club Sunrise of Japanとしては、創立10周年記念奉仕プロジェクトとして、ベトナムでの国際奉仕プロジェクトの実施を検討しています。
今回は、その奉仕プロジェクトの準備のため、クラブ会員有志にて、現地での情報交換と視察として訪問させていただきました。
現地の方々との情報交換、そして、文化に触れることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
次年度の藤本会長エレクト年度の準備としてはまずまずの収穫であったと自負しています。
それでは、会長の話は以上とさせていただきます。
2019-2020年会長
西井 一浩
【幹事報告】
2019-2020年度幹事の新居田です。幹事報告をさせていただきます。
(1)2020-2021年度のクラブ役員・理事選出のための指名委員会を開催いたしました。追って理事会にて報告いたします。
(2)2020年1月18日(土)は、新春神宮参拝例会となり、例年通り、伊勢市での開催です。皆さんのご参加をお待ちしております。
【プログラム】
12月は、【疾病予防と治療月間】ということで、この月間は、やはり会長である私自身の経験からお話させていただかないといけません。
以前にもお話した機会がありますが、私は、1988年に再生不良性貧血症、いわゆる白血病を発症し、余命3ヵ月と宣告された経験があります。
1年近くの入院生活を経て、医療機関のご尽力により様々な治療を行っていただいた結果、奇跡的に快復し、余命3ヵ月から復活し、31年生きていることになります。
この病気と治療の状況から、当時、仕事に就くことの難しさに直面し、働く人と企業の橋渡しをしたいと考え、自分で会社を興し、人材派遣事業を立ち上げました。
その後、2011年に、大動脈解離を発症しましたが、これも奇跡的に一命をとりとめ、今は15cmが人工血管に入れ替わっておりますが、今も元気に生活しています。
この手術の影響で声が出にくくなり、その後、声帯の手術も行い、今ではシリコンが入っています。
ご心配されるといけませんので、お伝えしますが、今は、運動や飲食、飲酒など普通に行っており、休日にはゴルフをしたり、ソフトボールの審判なども行っていますので、ご安心ください。
このような重篤な疾病を何度か乗り越えて、今思うことは、『自分自身は生かされている』ということです。
現在は、主たる事業として障がい者福祉サービスも提供しています。この事業に進んでいくキッカケになったのは、自分自身が手術を受け、声が出ない時期があり、筆談を行っていた際の不自由さ、そして、私自身を含めて、社会の障がいに対する理解の不足を痛感したことからです。
人は一般的に、健康であることが当たり前と思ってしまう節があります。
しかし、生まれながらに障がいを持っている人、何らかの理由で障がいを持った人も数多くいることは確かです。
そんな中で、私自身が経験したこと、そして、自分自身が生かされているという思いから、社会と障がい者の橋渡しをしたい、という強い気持ちが芽生え、現在の事業に繋がっています。
よく人からは、『西井さんの会社って何の仕事をしてるの?』と聞かれることがありますが、私の会社の事業は、一貫して、自身の経験から、『人と人を繋ぐ仕事。総合福祉サービス事業』だと思っています。
20年ほど前にロータリークラブに入会させていただきましたが、ロータリークラブにおいては、自分自身でできること、そして、クラブの会員と協力してできること、として、様々な奉仕活動を行っていくことも、私の大切な使命だと思います。
私自身が経験した疾病、その疾病から経験した様々なことをクラブで共有し、来年、再来年、10年後、20年後と、Rotary E-Club Sunrise of Japanとして、有益な、社会の役に立つ奉仕プロジェクトを進めていく、キッカケになればと思います。